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お知らせ・事務所通信

事業計画書はこう書きましょう!(通信No.7)

常盤事務所通信 No.7

さて、第四回目の事務所通信で、事業計画書を作成すると借入の際に有利になりますよ、とお伝えしました(https://www.tokiwatax.com/で、バックナンバーがご覧になれます)。

この事業計画書ですが、当然、決算書をくっつけて銀行に出します。
この決算書は、これまでの実績を示すものと、将来の目標を示すものの2種類とお考え下さい。

そして、事業計画書のなかで、決算書の説明をします。
このとき、決算書が読めるようになっていると、説得力が格段に違ってくるのです。(もちろん、決算書が読めるとは、この事務所通信でお伝えした意味で読めるということです。この後も同様にお考え下さい。)

決算書が読める人は、会社の内容を数字とリンクさせて説明することができます。つまり、これまでの実績を示した決算書において、会社の実態がどうであったからこの数字になっているのか、説明できます。

また、今後の目標となる決算書は、会社の実態をどのように変えるからこのような数字になっていくのだ、ということが説明できます。

銀行員さんは、こちらの業種のことや活動内容を、ほとんど知りません。 
もちろん、これはしょうがないのです。銀行員さんは、非常に多忙です。1人で何十社も担当しないといけないし、その業種・業態もバラバラです。こちらのことをじっくりと調べる時間をとりたくても、無理です。

だからこそ、会社の実態が正しく伝わるように、こちらが説明をする必要があります。
そのときに、「今までは景気が悪くて、売上はこんなもんでした。でも今後は頑張って売上を伸ばします」と説明する人。
もしくは、「顧客単価いくらで、一日の来客数が何人なので、現在の売上高はこれです。今後は、チラシを○枚配布して、月々の広告費がいくらになります。反応率が何%として、何人の来客増を見込んでいます。そうすると、増加する利益の金額は、○万円になります」と説明する人。
皆様がお金を貸したくなるのは、どちらでしょうか?

しかも、この考え方は、お金を借りるときだけのことではありません。このように数字で実態を捉えるようにしておかないと、経営自体があいまいになってしまいます。

いやいや、経営っていうのはね、そんな数字だけで計れるもんじゃあないんだよ。 
そう思われた方もいらっしゃると思います。もちろんそうなのですが、その点については、次回でお答えしようと思います。

 

常盤のひとりごと

実は私、最近よくテレビで話題になっている大分県は姫島村の出身です。何で話題になっているかというと、「ワークシェアリング」なのです。最近の雇用情勢悪化への対応策と考えられているようです。

何週間か前はNHKで放送していたらしく、つい昨日は朝の「とくダネ!」で放送しているのを見ました。なにせ人口2千人ちょっとの小さな村なので、島民のほとんどは知っています。

出てくる人をみて、「あ、あれは○○さんやあ」「あ、こん人は同級生の親父で、あだ名が○○やったんど」と、家族に説明して盛り上がっていました。

姫島大好きな私としては、こんな風に有名になってくれて、本当に嬉しいです(^^)。

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